例えば、こんな言い方はどうでしょう。
成長にとって最大の敵は
揺るぎない信念である。
信念あってこその成長というのが
常識的な考え方でしょうから
「ありえない、バカな」と
思われてもしょうがないでしょう。
成長とは
個人の主体性のみによってなされるものである
と考えるならば、信念と成長のリンクは当然です。
しかし、一方
現実を常識的に見れば
成長とは、常に、他者との相互作用の中で
なされるものです。
相互作用とは
お互いに刺激しあって
以前とは違う自分になる可能性を
お互いに許容することです。
そこでは、ある種の「揺るぎなさ」は
阻害要因として作用します。
「私は、●○であるべきだ」
との信念は、揺らぐこと、変化することを
反射的に嫌い、強靭さとは相反する
尊大な保身という、みっともなさへと堕します。
他者との相互作用の中での成長を考える時
そこでは、自分を固定化したものとして考える
狭い意味での信念は、不毛であり
自分は、常に他者との関わりの中で
お互いに変化していくものであり
成長は絶えざる揺らぎの中にこそある
という揺るぎない思いこそが必要でしょう。
あなたは何者ですか?
はい、私は
常に揺らぎの中で学ぶことを
揺るぎなく志す者です。
そうありたいと願っています。
スポンサーサイト
トラックバックURL
→http://eupsychia.blog75.fc2.com/tb.php/690-b016608a
→http://eupsychia.blog75.fc2.com/tb.php/690-b016608a