発創アリ。

2017 03
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定額給付金を委ねる。




未曾有の経済危機を乗り越えるための
定額給付金。


いっぱい稼ぐ人にはいらないだろう
無制限に支給すると「ばらまき」と批判されるだろう

という思惑で所得制限が検討されてましたが
最終的には、制限するかどうかは
各自治体の実情に基づいた判断に「委ねる」
ということになりました。


これが、「都合の悪いとこだけ丸投げ」と
批判されているわけです。


麻生総理は
「地方分権なんだからいいじゃない」
と言っています。

あくまでも「委ねている」「委譲している」
というわけです。

自治体首長は「丸投げ」だと言っています。



このやりとりを読んでいて
「委ねる」と「丸投げ」の境目はどこか?
ということを考えました。


どうやら地方の実情とは
現実問題として
「所得制限を設けるだけの
 煩雑な事務作業に耐えられるか?」
ということになりそうです。


これは、定額給付金の目的に照らし合わせて
ふさわしい判断基準なのか、かなり疑問です。

そもそも
定額給付金は何のためにするんでしたっけ?
その目的に応じて実情を判断するのが
「実情に応じて」の意味のはずですが。。。


目的と実情がズレテいるようです。


さらに、目的が揺らいでいるせいか
行政の仕組みのせいか僕にはわかりませんが

「所得制限をする/しない」の判断が
その判断の主体である自治体に
どんな「効用」を与えるのかが見えません。


ある判断を委ねられたら
もし、その判断を的確に行なったら
その判断主体には、具体的な効用が得られなければ
積極的に判断しようとはせず
安易な道(手間がかからない方向)へと流れるでしょう。


整理すると
誰かに何かを委ねるとは


その行為の目的と
判断によって得られる効用を
具体的に共有した上で
権限を与えること。


であり
このような条件が整った場合にのみ
その権限を目的に対して忠実、積極的に行使しようという
動機付けが生じる。


ということだと思います。

つまり、今回の件は、やはり
地方分権だとか、委譲だとか、委ねる
という概念には当てはまらないということになりす。


丸投げは
投げる側の求心力を落とし
投げられる側の意欲を落とします。


委ねると
求心力と意欲は上がります。


似ている行為ですが
結末は大違いです。


ファシリテーター
冨永良史
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