発創アリ。

2017 03
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理想会議には時間が足りない?



会議術にまつわる
セミナー、ワークショップを
産学官、様々な皆様に提供させていただいておりますが。。。


常に焦点になるのは
会議時間の問題です。


多くの方がおっしゃるには。。


「あるべき会議の方法は理解できる。
 が、しかし。。。
 その方法を実行するだけの時間的余裕がないんだ」


という現実です。


なるべく多くの人の意見を引き出し
結論を急がず、差異を見極め、高い目的・理想を確認しながら
いままでにない結論を「創造」していく議論こそが必要


。。。なのですが。
その必要性と方法は理解できても
そのために要する時間が
日々の業務の中には見出せない。
そんな素晴らしい会議をやっている時間がない。


ということなのです。


僕も現場最前線の多忙さを知らないわけではないので
ものすごく共感できる意見です。


ではありますが。。。
この種の意見の背後にある無意識的に出来上がっている
共通する考えを見逃すわけにはいきません。
それは。。


仕事とは最終的には
現場で個人が解決するもの。

だから

個人が現場で活動できる時間を最大化しなければならない。
そのためには、会議の優先順位が落ちても仕方がない。


という考えです。



ここでは
成果に対する欲求ばかりが優先され
その成果を支えるモチベーション、スキルに対する軽視が
見られるように思えます。


会議、話しあい、合議、意見の出しあい、合意形成、アイディアの創造


これらの行為はすべて
うまくいったならば、僕達のモチベーションをいとも簡単に倍化させ
スキルの飛躍を後押しするものだと思うのです。


僕達の人格、判断、行為は
個人として自律しているのではなく
他者との相互作用の元で動的に成立しているので

チームのメンバーとの話しあいが上手くいくか否かは

あらゆる人にとって、モチベーション、スキルの
大きな変動要因になるはずです。



というわけで


あるべき会議の方法はわかったが
そのための時間がない。


という意見は


会議の本当の意味、意義が
まだ十分に理解できていないが故に
生まれてくる意見


だと思うのです。
会議の生産性、そこで生み出される納得感、革新性こそが
現場最前線での個人のモチベーション、スキルを根源的に左右し
それこそが、個人およびチームのパフォーマンスの源です。


会議のために、そんなに時間を使っていられない


という考えによって失われてしまう機会は
想像以上に大きいものだと思います。


会議とは
余った時間でやるものではありません。

かといって
現場の仕事をそっちのけでやるものでもありません。

会議とは
現場の仕事のよりよい解決、革新のためにこそやるものです。

というわけで、必要なことは

会議に十分な時間を確保しつつ
その方法探求と、そこへの参加意識を
どこまでも高く、高く追求していくべき
組織課題として捉えることだろうと考えています。


ファシリテーター
冨永良史


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 発創する会議術 コメント(2)
コメント
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ご無沙汰しています(^^;

会議は実践的社員教育に最適な方法だと考えている私には、時間がないという方の教育に対する意識の低さを感じますね(^^;

確かに時間の掛かる会議は、出席者にはすごく負担になるとは思うのですが、OFFJTのような座学よりもよっぽど効果が高く、且つ実際の仕事にも役立ち、うまくやれば、社風の形成さえも出来る会議をあんまり軽くみないで欲しいと思います。

まあ、大体そういうことを言う方は、たたき上げの仕事の出来る人が多いんだとは思いますが・・・(^∀^ヾ|
 
by: watanabe * 2008/05/08 10:42 * URL [ 編集] | page top↑
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watanabeさん、ようこそ。お久しぶりです!
会議は社風形成につながる。。。
そうなんです。。僕はそれを心からそれを信じて
今の仕事を選びました。

記事のような企業は、かなりの割合だと感じていますが
そこで必要なのは、学校教育とも共通するテーマで。。。

教えるとは、何を身につけてもらうことなのか?
皆で学びあうとは、どういうことなのか?

という根底的な問いに真剣に向きあうことだと思っています。
by: 冨永 * 2008/05/08 11:49 * URL [ 編集] | page top↑
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