多様な個性の
単なる集合体としての「グループ」を
ひとつの目的のもとに協働する「チーム」に変えるために
目的の共有
は最重要事項です。
といっても、最重要であって、唯一事項ではないわけです。
チーム創りはもっと繊細なものなので
丁寧にステップを踏めば
固い結束を偶然と必然の間に生み出すことも可能です。
僕が企画するワークショップでは
目的の共有以外に、少なくとも3つのステップを踏むことで
チームビルディングを行なっています。
ステップ1.感情の共有
目的に対して抱いている感情をプラスもマイナスも
さらけ出し、ありのままに受けとめあう。
ステップ2.課題の共有
目的実現のために、具体的にどんな成果が必要で
何が困難なのか、障害になっているのかを、率直に指摘しあう。
ステップ3.約束の共有
目的実現のために、自分の行動をどう変容させるのか。
自分が「やること」「やめること」「他者に期待すること」を明言しあう。
という、チームづくりの3ステップです。
一般的に、チームづくりやプロジェクトマネジメントの基本としては
目的→課題→役割分担→スケジュール化
等が考えられますが、それだけでは、感情の側面が漏れてしまうので
そこを補ったのが、先述の3ステップです。
役割分担もスケジュール化も
決められたことが、自覚・覚悟を持って実行されるには
「私達は、ひとつにつながった仲間だ」
というチーム意識が大切で
その源は感情の共有です。
感情の共有の上に
できるかどうか不安に思っている課題も含めて
すべての課題も感情とセットで共有し
最後に、自分の覚悟と他者への期待を
明言化することで、チームとしての一体感を生み出します。
大切なことは
感情をベースにして、この順序を変えないことだろうと思います。
課題ありきでなく、役割ありきでもなく、締切りありきでもなく。
チームづくりは、プラスもマイナスも含めた感情の共有から。
多忙なビジネス最前線では
ついつい忘れられがちなことだと思います。
ファシリテーター
冨永良史
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