発創アリ。

やる気とアイディアが湧き上がるチーム、会議、教育、組織風土を考える福井発ファシリテーター兼スプリンター冨永のブログです

やめる方向で。





何か問題を解決するときとか
方向がふたつあって


ひとつは
新たな行動を促す(追加する)ことによる解決



例えば
子供の事故死を減らすために
チャイルドシートを義務化する。

火災報知器の義務化も同じですね。



もうひとつは
今までの行動を抑制(禁止)することによる解決



例えば
レジ袋を使用しないとか、有料化するとか。

発ガン性物質の含まれた建材の使用を禁止する
のも同じですね。




感覚的なものではありますが


世の中で
「新たな行動の義務化」が採用されることは
とても多くて、お手軽に行なわれているようです。


一方で
「今までの行動の抑制」はなかなか採用されず
手遅れになることが多くはないでしょうか。
薬害エイズはその典型です。



「今まで」を放置して
「これから」に安易に手をつけるのは
なぜなんでしょう。



ひとつ、無視できない、だけどあまり声高には言われない理由は
「新規市場」との関連でしょう。


何らかの新しい行動、制度は
新規市場の発生と連動するわけで
それは、政治にとっても経済にとっても
とても魅力的な取り組みやすい課題になります。



一方、何かを抑制したり、禁じたりすることは
少なくとも短期的には市場の縮小につながりやすく
政治的には必要でも、経済的には抵抗を生みます。


これは、ちゃんと考えれば
市場の縮小とは、必ずしも因果関係を持たないのですが
そういう恐怖心を刺激しやすいことは間違いないわけです。




こういう、表立ってあまり言われないけれど
確実に影響を与えている「つつかれると痛い心理要因」を
みんなが良い意味で自分のことを棚上げして
語り合えるようになることが、とても大切なんだろうと思います。




原子力発電と放射性廃棄物の関係。
経済成長と資源の有限性の関係。
表現の自由、知る権利と販売部数の関係。



言わなきゃいけないことを
言わない約束にして
おいしいとこどりしてることは
結構あります。



なぜか、こんなことを
映画「ダヴィンチ・コード」を観ていて思いつきました。


愛を説く宗教にも関わらず
殺戮の歴史をまぬがれなかったのは

キリスト教が根っこに抱える欺瞞と正面から向き合う歴史を
不幸にも持ちえなかったからではないのだろうかと
そんなことを不遜にも思ったからです。



ファシリテーター
冨永良史


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  1. 2007/11/24(土) 22:46:07|
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  1. 2007/11/26(月) 19:12:37 |
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