昨夜打ち立てたアジア記録を
大幅に更新する
38秒03。
世界の超一流の証とも言える
37秒台を目前にした大記録。
世界陸上
男子4×100mリレー。
5位入賞です。
予選を全体の3位で通過して
メダルの期待が高まっていましたが
やはり予想通り
ブラジルとイギリス
に僅差でやられました。
だけど
メダルが取れなくて残念というよりも
素晴らしいものを
魅せてもらって
ありがとう
という気持ちの方が
ずっと大きいです。
4人の魂の響きあいを
会場の応援とテレビ視聴者の応援と
4人の魂の共鳴を感じた
すばらしいレースだったと思います。
この38秒03という記録は
レース前には、おそらく
誰も予想しなかったのではないかと思われるくらい
すごい記録です。
それでも届かなかったメダルを惜しむより
4人と、応援するみんなが紡ぎあげた
この奇跡的な38秒03の時間(とき)を
大事に、大事に味わいたいと思いました。
レース後の朝原選手が
インタビューで
「スカッとしました」
と爽快な表情を浮かべて答えていたのが
とても印象的でした。
メダル、メダルと言われていたのに
5位で「スカッとしました」と。
他のメンバーも同じように
達成感にあふれた表情でした。
それくらい出しきったレースなんだと思います。
それくらいすごい記録ですし。
レースのスロー映像に映し出された
最後の100mを走る朝原選手の表情は
普段の柔和なそれではなく
まさに
鬼神
でした。
高野監督の言うとおり
冷静に、熱くたぎったオーラが
爆発しているような表情でした。
この
38秒03という時間に
僕はとてもたくさんの
言葉にできないものを
学ばせてもらった気がします。
この奇跡はおそらく
普通の奇跡ではないでしょう。
そんな気がするんです。
この奇跡はおそらく
成長する奇跡です。
1年後
北京の地で
何を見ることになるのか
とても楽しみです。
あぁ、生きてるって
素晴らしいなぁ。
ファシリテーター
冨永良史
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