発創アリ。

2008 10
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思いを固定せずに。



自分が感じていること、思っていることを
そのままに相手に伝えることは
僕達が自覚している以上に難しいことのようです。



「自分はこう思っている」と
自分で自分に確信を持つことすら
実は難しいのですから。



自分が発している言葉が
自分の思いと一致していると
自信を持つには、相当な思考力と表現力が必要です。


しかしながら、言葉の力は偉大で
いったん言葉として発してしまうと
それが確固たるモノのように固定化されがちです。


言葉にしたことによって
「自分はこう思っている」と
自信を持ってしまうんです。


本当は、そんな簡単なことじゃないのに。。。
もう少し考えたら、また考えが変わるかもしれないのに
言葉にしたとたんに、「これが俺の考えだ!」と思いこみ
なおかつ、やっかいなことに、それを守ろうとし始めます。
他の意見を受け入れがたくなります。



この錯覚から、僕達は自由にならないと
創造的な対話は困難だろうと思います。


固定化された思いの交錯からは
衝突や平行線だけが生まれるでしょうから。


僕達は、そんなに簡単に
自分の思いを表現することはできないし
ましてや、誰かと、その理解を共有することなどできません。


意見を発するということは
思いを固定化することではなく
対話の場に、仮説、問いかけを投げ入れている
という自覚が必要です。


「自分の思いらしきもの」をきっかけに
そこに集う「みんなの思い」を探すんだという気持ちが必要です。


創造的な議論とは
揺れ動く不安定な思いの交錯の中から
徐々に固まった思いが結晶のように生まれてくるのだと思います。


自分は何が言いたいのか。
私たちは何を思いたいのか。


それは、みんなで探すもの。
固定化された主張からは、見つからないはずです。



ファシリテーター
冨永良史
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