発創アリ。

2006 10
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会議を観察する。

■■発創する会議術7.■■

「会議を観察する」


会議を創造的な場に変える優れたファシリテーター(進行役)は
会議、議論の流れを客観的に捉えながら
的確に議論に介入していきます。

この能力を身につけるため
まずは、会議を純粋に客観的に、そして真剣に観察すること
からはじめてはどうでしょう。



■観察者だからこそ

きっとこんなことに気付くでしょう。

議論がすれ違ってるんだけど…
あの人の意見、ピンボケだなぁ
この議論、目的がないな

進行の人は、なぜ、ここで黙っているんだろう?
この人の発言で、議論の流れが変わった!

発言するのは一部の人ばかりだ
あの人、何か言いたそうだけど…

これらのことは議論に参加していても
無意識的に感じていることですが
完全に議論を離れて、観察に徹することで
より大きな視野で、冷静に見つめることができます。

議論に参加している人たちは
これらのことをすべて、意見を持った自分の視点、立場から
感じていますから、偏りがあります。

だからこそ、透明で客観的な観察者の気付きが
意義深いのです。



■観察を振り返る

会議を創造的な場にしようと思ったら

ひとりの観察者を任命し、じっと観察させる

そして、さらに大切なことは
会議が終わったら、気付いたことを報告してもらう
報告内容について、みんなで考える。

何が良かったか?
何が悪かったか?
改善のヒントはないか?
次の会議ではどうしよう…

すぐにでもできることですが
とても効果的です。



■観察者を体験する効果

できれば、観察者の役を順々にみんなで体験すると
さらに効果的です。

進行役(ファシリテーター)はどうあるべきか
発言者はどうあるべきか
をみんなが発見していくことができたなら

そのチームの会議力は格段に向上するでしょう。

会議に観察者を置いてみませんか?
観察者の声に耳をすます、振り返りの時間を持ってみませんか?



written by 発創デザイン研究室 冨永良史
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やる気の方程式(4)
■■発創する組織風土6.■■


やる気の方程式編、第4回、最終回です。
前回までは、やる気、実行、成果(成功)が
連鎖的に生まれるカラクリについて、考えてきました。

今回はやる気を持って実行したにも関わらず
失敗してしまった時の話です。
失敗した時に、どのように評価すれば
次のやる気、次の成果につながるのか?

昔から

失敗は成功の母、モト』

と言われます。これは一体、どういうカラクリなのでしょう?
今回は、そのカラクリを考えてみます。



■成功への道を閉ざす方法

まず、失敗が成功につながらないケースを考えてみましょう。
失敗に対して

「なんでそんなことになったんだ!」
「原因を考えろ!再発防止だ!」
「お前の○○が悪いから、こうなったんだ!」

と評価(というか叱責)することは、よくあります。
というか、これが普通でしょうか。

確かに原因、対策を考えさせる、原因を指摘することで
それ次の行動に反映されれば成果は得られそうです。

しかし、心理的にこの叱責がどう受け止められるか、が問題です。
このように「頭ごなし」に強く言われた場合

叱責は「圧力」しかも「外圧」として働きます。
確かに、次の行動を正しい方向に導くのですが、それは
「次はこんなこと言われたくない。言われないように」
という意識のもとであって、自発的な前向きなものにはなりにくい。

予測される罰によって制御された
外発的動機付けです。

このように圧力によって導かれる行動は
圧力がなくなれば、行動そのものが無くなりかねませんし
行動している間も、そこに心がこもることはありません。

自己決定感が低く、罰を避けるためにやらされている
と捉えてしまうからです。
これでは、次のやる気、成果へはつながりにくいでしょう。



失敗からやる気の好循環を生む

この裏返しが失敗を次のやる気、成果につなげる方法です。

失敗に対する評価を使って
失敗者の意識を
「結果予期」(こうすれば、こうなる)
「効力予期」(これは俺にできる)
「自己決定感」(自分で判断してもいい)
につなげてあげればいいのです。

そうすれば、新たな達成動機(やる気)が生まれ
新たな自発的な実行へとつながっていき
やる気の好循環がうまれやすくなります。


■「何ができたのか」から考える

では、どう評価すればよいのか?
失敗を振り返って

何ができたのか?
を明らかにしてあげること。
まずは「できた」ことに焦点を当てることで
小さな達成感を導きます。自己効力感の維持です。

プラス評価からはじめることで、場の雰囲気を支持的にし
「俺はまだ期待されている」「俺にもできたことはある」
という気持ちを持ってもらいます。

次に、何ができなかったのか?
を明らかにすること。
プラス評価したあとですから、できなかったことを
素直に直視しやすくなっています。


最後に、次はどのようなやり方を取るつもりか
を自分で考えてもらうこと。
自分で考え、決定することで
次の実行に対する、やる気と責任感を大きくすることができます。

以上の評価プロセスを通じて
失敗したにも関わらず、それを冷静に振り返り

次のやり方への確信(結果予期)
次のやり方を自分ができることへの確信(効力予期)
自分で決めたんだという確信(自己決定感)

が生まれ、心のこもった責任感ある実行が導かれます。
ここまでくれば、成功の確率は高くなります。

仮にまた失敗したとしても
この評価プロセスに戻ることで
やる気の好循環に戻してあげることができます。


written by 発創デザイン研究室 冨永良史



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